2026/06/10 16:33
コーヒー豆にはさまざまな品種がありますが、大きく分けると「アラビカ種」「ロブスタ種(カネフォラ種)」「リベリカ種」の3つがあり、これらは「三大原種」と呼ばれています。
それぞれ栽培環境や味わいに特徴があり、私たちが普段飲むコーヒーの個性にも大きく影響しています。

アラビカ種
現在流通しているスペシャルティコーヒーの多くはアラビカ種です。
アラビカ種は香りや風味が豊かで、酸味や甘味、苦味のバランスに優れていることが特徴です。また、栽培される地域の標高や気候、土壌などによって味わいが大きく変化するため、産地ごとの個性を楽しめます。
主に標高の高い地域で栽培され、昼夜の寒暖差が大きい環境ほどコーヒーチェリーがゆっくり成熟し、複雑で豊かな風味が生まれます。
Noire coffeeで取り扱うスペシャルティコーヒーも主にアラビカ種です。
ロブスタ種(カネフォラ種)
ロブスタ種は病害虫に強く、高温多湿な低地でも育てやすいことから、生産性の高いコーヒーとして世界中で栽培されています。
苦味が強く、カフェイン含有量がアラビカ種より多い傾向があります。
そのため、インスタントコーヒーや缶コーヒー、一部のエスプレッソブレンドなどによく利用されています。
近年では品質向上が進み、高品質なロブスタ種(ファインロブスタ)も注目を集めています。
リベリカ種
リベリカ種はアラビカ種やロブスタ種に比べて生産量が非常に少なく、希少性の高いコーヒーです。
低地で栽培可能ですが、樹木が大きく育ちやすく収穫効率が低いため、大規模な生産には向いていません。
独特の個性的な風味を持ち、産地によってはフルーティーで華やかな香りを感じることもあります。
代表的なものとして、フィリピンの「バラココーヒー」や、マレーシアの「エレファントコーヒー」などが知られています。
私たちが普段飲んでいるスペシャルティコーヒーのほとんどはアラビカ種の系統
世界で流通するコーヒーの多くはアラビカ種とロブスタ種で占められており、特にスペシャルティコーヒーの世界ではアラビカ種を系統とする品種が主流です。
コーヒーを選ぶ際は焙煎度や産地だけでなく、「どの種類のコーヒーなのか」に注目してみるのも面白いかもしれません。
アラビカ種を主とする品種の例
・ティピカ
・ブルボン
・カトゥーラ
・SL28
・ゲイシャ
・パカマラ
一杯のコーヒーの背景には、品種や栽培環境によるさまざまな個性が隠されています。ぜひ違いを意識しながらコーヒーを楽しんでみてください。

